習い事や幼稚園・保育園・小学校の
入園準備品の1つになっていることも多い
通園バッグ(レッスンバッグ)。
毎日の通園・登校にはもちろん、
着替えを入れたり
学校で作った作品などを持ち帰るなど
幅広く活躍します。
手作り指定されていされていることも多い
入園グッズの代表ではないでしょうか。
我が娘の通う幼稚園では
通園バッグは必要ないのですが
他の園に通う子供たちの登園様子を見て
欲しくなった様子(笑)
可愛いキャラクターや
おしゃれな生地が使われた
通園バッグに憧れる気持ち。
よくわかります。
1つあると便利かなと思い
(切り替えなしでも作れます)
●マチあり(マチなしも作れます)
●内側ポケット付き(なくてもOK)
写真多めで作り方を公開していきますね。
今回はキルティング生地
が手元になかったので
100円均一でも購入できる接着芯を
普通地の生地に貼って張りを出しました。

▸マチなしで作成した場合
縦約30cm×横約40㎝
▸マチありで作成した場合
縦約25cm×横約34㎝×マチ6cm
目次
用意するものと材料
▸定規
▸生地に合う色の糸
▸チャコペン
▸ミシン(手縫いでも可)
ソーイングクリップがあると
作業が楽に進みます!
待ち針が苦手な方にもおすすめ。
仕上がりに差が出るので
アイロンは必須アイテム。
定規は50cmで5mm単位の
メモリがついているものがおすすめ。
生地と糸の色味を合わせると
縫い目が目立ちません。
無ければ無難な白にしておきましょう。
今回使用したグッズは
記事の最後にご紹介しています。
同じサイズの接着芯を
アイロンで貼り付けますので
下記の生地サイズと同じ枚数・サイズの
接着芯も用意してください。
縦23㎝×横42cmを2枚
▸表生地B(底の部分に来る布)
縦18cm×横42cmを1枚
▸裏地
縦62cm×横42cmを1枚
▸ポケット用生地
縦18cm×横23cm
▸アクリルテープ25mm幅
37cmを2本
▸タグテープ(名前付け用)
縫い始めと縫い終わりは
必ず返し縫をしましょう。
①材料のカット方法など注意事項
●持ち手の長さについて
持ち手となるアクリルテープは
今回37cmでカットしていますが
制作時には両端3~4cm
中に織り込んで縫い付けますので
実際の持ち手になる部分の長さは
約30cmとなります。
短い・長いと感じる場合
調整してカットしてください。
●表地を切り替えなしの一枚布で作る場合
裏地と同サイズの62cm×42cmに裁断し
表地の切り替え部分を繋げる工程は
読み飛ばしていただいて大丈夫です。
●接着芯を貼る生地について
キルティング生地や
厚めのしっかりした生地を使われる方は
読み飛ばしていただいて大丈夫ですが
今回の私のように、
普通地の生地を使われる方は
接着芯を貼って生地に張りをつけましょう。
接着芯はキラキラしている面が
接着される側なので間違えないように
アイロンで貼り付けてください。
②表地の切り返し部分を繋げる
上にくる生地の表布Aと
底の部分になる表布Bを
中表(生地が表同士になるように)に合わせ
縫い代1㎝で縫いつなげます。
柄に上下がある場合、
底になる表布Bに縫い付ける側が
柄の下部分になるように注意してください。
縫い代をアイロンで底側に倒し
切り替え部分に2mmのステッチ。
ステッチは省略しても構いませんが
仕上がりに差が出てきます。
もう一枚の表布Aも同じように
表布Bに縫いつなげたら
縫い代を底側に倒して
2mmでステッチしましょう。
裏地と合わせてみて
同じサイズになっていれば大丈夫です。
名前を縫いつける場所に
場所指定があるかと思います。
防犯上の理由により
裏地側に名前を付けることも。
事前に確認をお願いします。
③表布を袋状に縫う(切り替えしなしの方はここから)
ここからは切り替えしなしの
一枚布で表布を作成している方もご一緒に。
表生地を中表になるように半分に折ります。
この時切り返し部分がずれないように
先にしつけしておくと
縫いすすめやすいです。
左右の端を
それぞれ縫い代1㎝で縫いましょう。
④マチを作る
マチなしで作る方はこの工程は不要です。
端から3cm、
中心から3㎝ずつ(合計幅6cm)に
なる位置に印をつけて縫う。
端から2cm、
中心から2㎝ずつ(合計幅4cm)に
なる位置に印をつけて縫う。
マチを作ると表に返した際このように。
⑤表地ひとまず完成
縫い代をアイロンで割って、
開いている上の部分の生地を
1㎝折りまげてアイロンし、
生地を表に返します。
目打ちなどで角を出しておきましょう。
⑥内側にポケットを付ける
意外と簡単ですし
小物がばらつかず便利なので
ぜひチャレンジしてみてほしいの
がポケット付けです。
ポケットは不要という方は読み飛ばしていただいて構いません。
ポケット用の布の上部分を
1㎝で内側にアイロン、
さらに1,5cmでアイロンし
(三つ折りの状態)縫います。
残りの3辺は1cmでアイロンで折り、
裏布を折り曲げた状態の中央部分に
待ち針で固定して、上は空けた状態で
縫い代5mmで縫い付けます。
仕切りをつけたい場合
好きな位置で縦に縫いましょう。
ペンなどを差したい場合は細目に縫うといいですよ。
今回はやっていませんが
角部分を三角に縫うと丈夫になります。
⑦裏布を仕上げる
工程は表布を仕上げた時と同じです。
生地が中表になるように半分に折り、
左右を縫い代1㎝で縫い、
マチありの場合はマチも同サイズで作って
縫い代を割ります。
袋状になって開いている上部分をアイロンで
1㎝折り曲げましょう。
⑧表布と裏布を合わせる
表布の中に裏布を入れ込みます。
この時袋の開き口部分がずれていたら
同じ高さになるように折りなおしましょう。
縫い目のところから
クリップや待ち針で固定していくと
仕上がりがきれいです。
⑨持ち手を付ける
本体生地幅が40cmに仕上がっているので
中心の20cmのところから
6cmずつの場所に
ねじれないように注意しながら
アクリルテープを3~4センチ
生地に挟み込んで
クリップや待ち針などで固定します。
入れ込む部分に印をつけておくと楽ですよ!
⑩ぐるりと縫って完成
重なっている生地同士を2~3mmで縫い、
アイロンテープの持ち手部分の上を縫う時は
返し縫してしっかり縫い付けながら
一周ぐるりと縫って完成です!
生地やサイズを変えて大人用にしても
キルティング生地なしでも
接着芯を貼るひと手間で
しっかりした手提げバッグが作れました。
今回は娘用にと考えて作成しましたが
生地を変えるとガラッと印象も変わります。
図書館に本を借りに行くときや
家で使う小物や
家計簿をひとまとめにするなど
大人が使うのにも便利で
幅広く活躍しますので
ぜひ手作りしてみてくださいね!
通園バッグ作りに便利なアイテム
100均にもありますが
種類や量も少ないので大容量が安心
100均にもありますが
たくさんの色から選びたい方や
柄付きが欲しい方は
ぜひ手芸店での購入を。
王道のキルティング生地で作りたいという方には
可愛い柄もたくさんありますよ!
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